レンタル絵画ってどんなもの?

レンタルコミックにレンタルDVDは当たり前ですが,昨今はレンタル彼女にレンタルおっさん(!)なんてものもあるんですね。世の中レンタルだらけです。江戸時代にはすでに貸本屋がありましたし褌までレンタルしていたそうですよ。
日本人とレンタルという商形態は相性がいいかもしれませんね。そんな中で今注目を浴びているのがレンタル絵画です。いったいどういったものなのでしょうか。

【レンタル絵画とは】
その名前の通り希望者が料金をレンタル業者に支払い絵画を借りる制度です。レンタルされる絵画には2種類あります。複製とオリジナルです。複製はモネやゴッホのような著名な作家の絵画を,オリジナルはレンタル業者と契約した作家が直接描いた絵です。

【どういう目的で使うの?】
有名作家直筆の絵は目が飛び出るような金額です。そうでなくても絵画,といったらかなり高価です。欲しいからと言って,おいそれと買えるわけではありません。
購入後に飽きたから,やっぱり気に入らなかったからと,すぐに買い替えるものでもありません。インテリアとして気軽に飾りたい,シーズンに合わせたものに頻繁に替えたいといったシーンでよく使われます。
確かに,お邪魔したお部屋にきれいな絵がかかっていたら素敵ですし,部屋主の人柄もなんとなくわかりそうですね。ビジネスシーンで会話のきっかけにもなりそうです。

【お値段は?】
安いものは月額1,000円程度からあります。月ごとのリースを採用している業者が多いですが,契約中は何回でも絵を交換できるコースや3か月ないしは半年に1回だけ交換できるコースも存在します。
サービス内容と絵の大きさで決まると考えてよいでしょう。また,多くの業者は気に入った絵画をそのまま販売してくれます。

【汚損してしまったら?】
車でもそうですが,万が一汚したり破ってしまったらどうなるでしょう。心配はいりません。損害保険に入っている業者がほとんどです。汚損具合によらず1,000円程度の損害賠償金を請求する場合もあります。不安でしたら契約の時に確認を取りましょう。

【アーティストにもメリットが】
レンタル本や大規模古本店が普及したことで,本の売れ行きが悪化したと聞いたことがありますが,レンタル絵画はどうなのでしょう。
作家さんはどんどん絵をかきますが,どうしても作品の数が増えてしまいます。自宅やアトリエだけのスペースを圧迫します。そうしたときに倉庫を借りるという手もありますが,それではレンタル料が発生してしまいます。レンタル業者に預けることで,作家さんの収入にもなるんです。絵画を借りると,ちょっとしたパトロン気分を味わえますね。

ここまで調べて,私の後輩が絵を売りつけようとしてきたときのことを思い出しました。50万円のローンを組んで購入したけれども飽きた,と。
きれいなイルカの絵で,芸術にはとんと疎い私でも知っているアーティストの作品だったので,リトグラフとはいえ高かったのでしょう。
彼女がレンタル絵画を知っていればよかったのに…。

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