初めての引っ越しは冬の寒さが身に染みました
結婚に伴い大阪府に引っ越しをすることになりましたが、旦那さまが忙しくてほとんど私が手続きすることになりました。
賃貸で家を決めるところまでは二人で進めていたのですが、そこから先は私に一任された状態です。私は社会人になってもずっと実家暮らしで、今の旦那さまとお付き合いしている時に彼の家に住みつくような形で同棲をしていました。元々住んでいる家に徐々に荷物を運びいれたような状態でしたので、本格的な引っ越しは初めてでした。
同棲していたので彼の荷物は把握しておりましたが、私の荷物はまだ実家にもあるような状態でした。同棲していた家は駅のそばだったのですが、新居では日々の買い物をするのに自転車が必要で実家に置きっぱなしだったものを取りに行くことにしました。
本番の引っ越し日の前の週の週末に、自転車が乗せれるサイズのレンタカーを借りて、その他のものも引き取ってきました。本番の引っ越し当日は旦那さまも仕事は休みを取ってはくれたのですが、前日が夜勤でしたので昼すぎには体力的に限界が来ていました。
初めての引っ越しながら、色々調べてあったので割と順調に進んでいましたから疲れ切っていた彼に休んで欲しくて車で寝ててもらうことにしました。同棲していた家も賃貸でしたので、明け渡すために掃除をしなければならなくてそれがたいへんでした。事前準備としてなるべく掃除していたつもりだったのですが、いざ荷物を全部外に出してがらんとした部屋を見渡すといろいろ汚れていたことがよくわかりました。物が無い分掃除はしやすいのですが、ここで時間配分が狂ってしまいました。
本番の引っ越し日の次の日はもう二人とも仕事に出なければならなかったので、夜までに水回りと寝室はどうにか暮らしはじめられる様に整える必要がありました。休息をとった旦那さまも戻り、電気のセッティングなどをお願いしました。本当に最低限のことだけはなんとか整えたいと頑張りました。食事は疲れてもいましたので、外で食べました。食事も済ませ、部屋には明かりが灯り、寝床と明日の用意までは無事に間に合うことが出来ました。
普段どちらかというとおっとりしたタイプの私が、はじめての引っ越しをやり切ったことで旦那さまにも感謝され二人の絆も深まったような気さえしました。しかし、問題はお風呂でした。新居はオール電化で、お風呂のお湯もガスではなく電気で沸かすのですが、そのためには一旦電気会社に連絡を入れる必要があったらしいのです。
部屋のあかりは灯っていますので、電気自体が使えることは確かなのですがお湯はまた別だったらしいのです。これには疲れ切った二人ともがっかり。その連絡が必要な旨の通知書みたいなものは確かに玄関のドアノブのところに掛かっていました。しかしながら、遅くとも前日までの連絡が必要ということだったので引っ越し当日の作業前に気づいたとしても間に合いません。もちろん部屋を紹介してくれた不動産会社は、引っ越しの日にちを知っています。私が無知なのか、情報開示が不足だったのかわかりませんが、その日はお風呂の準備を持って前の家に戻らねばならず夜中の往復に身も心も疲れ果てました。引っ越しは新生活にわくわくもしますがとても疲れます。今は気に入って住んでいるので、出来るだけここに留まりたいなと考えています。